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2008年11月16日

日中にケメ子の物置兼整備ルーム(ケメ子家と同じマンション内にある別の部屋)に行くと、隣の家の新聞受けから新聞が数部ほど出ていました。
この家には、ケメ子が小学生の高学年の頃から中学生の頃に掛けて勉強を教えてくれていたオバサン(ケメ子が習っていた時点ですでに60歳に近かっただろうとは思います)が住んでいます。小学生の頃は4教科、中学生の頃は英数を習っていました。

まめな人なので新聞を取り込まないのは不思議に思い、家の前まで行ってみると、家の中の電気はついているようです。お出かけしている訳ではなさそうです。はみ出している新聞は、土曜の朝夕刊と今日の朝刊でした。

体調が悪いのかも知れませんが、十数年ぶりにいきなり電話を掛けて安否確認するのも不自然な挙動なので(現在の生活では用事はほとんど無いのです)、呼び鈴を押してみます。玄関まで出てきたら、「新聞溜まってますよ」とでも言いながら手渡すつもりです。体調が悪くて寝ているとしたら迷惑な話ですが、仕方ありません。
…出てきてくれません。

自宅に戻ると母親が居たので事情を説明すると、母親が電話を掛けました。
…出ません。

オバサンの家には親戚らしい人は頻繁に来ているので、そこに連絡を取ろうと思ったのですが、連絡先を聞いていませんでした。とりあえずマンション管理人に連絡です。たまたま父親がやってきたので事情を説明すると、急いで管理人のところには父親が行きました。

ケメ子はオバサンの家のお隣さん(ケメ子整備ルームの反対側)を訪ねて連絡先を聞きますが、こちらの方も知らないとのこと。

しばらくして判明したところでは、既に管理人が親戚の人に連絡を取っていて、親戚の人がこちらに向かっているとのこと。さすが管理人。だてに館内を日に何度も巡回していません。

ここまで分かったところで、ケメ子にできることはもう何も残っていないので、用事を済ませに外出しました。

早々に用事を済ませて帰宅してみると、オバサンは亡くなっていたと聞かされました。
正直なところでは出かける前から半分覚悟していましたが、残念です。
年齢を考えれば仕方のない時期ではあるのかも知れませんけどね。
ここ数年は、ケメ子の顔を見ても、誰だか分からないという感じの反応をされてしまうこともたまにあったので、頭も体も完全に使いきった、ということかも知れません。なので、こういう最期は幸せな展開なのかなと思うことにしました。
数日前にも外で見かけて健康そうだったので、最後まで動き回れていたのが良いことだったかな、と。

そういうわけで、とても残念な一日だったのでした。


#オバサンはマメな人なので、取り込まれない新聞があることをケメ子は不自然に思ったわけですが、数日分の新聞を貯めるようなズボラな性格だと、気づいてもらえないこともあるんだろうな、と少し思いました。これからは新聞を取らない家も多いのだろうから、そういう場合はもっと気づいてもらいにくいのかな、とも。そう考えると、新聞ってのも意外と重要なアイテムかも知れません。モノが来ちゃうのは邪魔だけど、モノがあることが重要なこともあるんだな、と。

投稿者 kemeko : 2008年11月16日 23:28

コメント

なんとも…。

投稿者 ど。 : 2008年11月20日 08:43

久しぶりです。なんだかしみじみ読んでしまいました。

投稿者 sumiret : 2008年11月20日 16:24

コメントありがとうございます。

実は私、金曜日の晩から土曜日にかけて社員旅行に行っていて、家を開けていたんですよ。
会場で俺が被り物をして走り回っていた頃だったのかななどと思うと、なんとも切ないなと。

知的好奇心を満たしてくれたという意味では、一番世話になった人だったもので。

投稿者 ケメ : 2008年11月21日 02:58

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