2002年の終わり頃、友人がTZ250を買ってしまいました。TZ250というとホンモノのレーサーな訳で、もはやレプリカ(=模造品)なんぞ要らないということでオファーがやってきたのです。
NSR50を除いては2ストロークのバイクには乗ったことが無かったので、「一度は経験してもいいかなぁ」くらいの軽い気持ちで買ってしまいました。「飽きたら売ればいいや」くらいの勢いです。
車両の状態ですが、通勤途中の転倒があったということで、機能部品はハンドルストッパー、ホイール、フォークのインナーチューブ、ブレーキディスクが曲がっていました。
ハンドルストッパーはどうにもなりませんが、それ以外の部品は全て新品に組み替えてもらい、引き取りました。いや、外装はボロのままでしたw。
2004年現在、最新式であるVJ23Aっていう形式のガンマ。年式はよく分からないけど、96年か97年頃のものらしいです。
僕が買ったのはラッキーストライクカラー(タバコ吸わないんだけど)。よくよく聞くと、どうやら限定色だったらしいです。限定って言葉には弱いんだけど、ちょっと恥ずかしい色かも知れない。でも折角だからこのまま乗りますがね。
スポンサーカラーだろうから、スズキはきっとこういう色でレースしてたんでしょう。シュワンツの最後の頃かな?。スズキのGPっていうとPEPSIまでしか鮮明な記憶がないんですが。
…と思っていたら、こないだWEBでS.ラッセルがVJ23と同じような形のGP500に乗ってる写真を発見。ラッキーストライクカラーだったので、妙な親近感も湧く。「コレがウチのVJ23のベースか!」とか思って妙に嬉しかったのでした。
なお、ラッセルのヘルメットだったらYZFに乗っても問題無いわけで、次のヘルメットはラッセルレプリカにしようかしらん(w。
「VJ23は沼田が全日本タイトルを獲ったときのレプリカだ」という情報も聞いたんですが、それもラッキーストライクカラーだったのかな。
サーキットを走らせてみたら、フレーム自体は問題なさそうなので安心。ストッパだけは修正したいところです。アルミ溶接できる知人に、凹んでる側を盛ってもらおうかな。
サーキットで走らせたら、かなりマヌケな理由でいきなり転んでしまいました(原因についてはサーキットのページにて)。お陰で外装やらステーやらは買い替えが必要な模様。全部買うには長期戦覚悟なんだけど(w。
2度目に走らせようとしたら、タンク内のサビで走れなくなってしまいました。
タンクのサビ取りを済ませても、まだエンジンが掛かりません。キャブのドレンボルトを外したら、ペースト状のオレンジの物体が山盛りに出てきました。それを捨てたらもう快調。押しがけであることを除いてはねw。
なかやん氏にセルを外して見てもらったら、ブラシのとこが断線していました。応急処置的に簡単に半田で留めてもらいました。ありがとうー。
だけど、応急処置だけあってまた外れてしまいました。車の修理工場とかに持って行けば根本的に直してくれるかな。
2005年7月現在、ブラシを交換したので普通にセルが使えます。但しセルが弱いというのは感じるので、しばらく放置してエンジンの掛かりが悪いときには、押しがけしています。
フロントの安定感が高くて、基本的にハンドリングもどっしりしています。暴れる感じや神経質なハンドリングとはほとんど無縁です。敏感に反応し過ぎるバイクはサーキットでは怖くて乗りにくいので、そういう意味でとても走りやすくて好印象。楽しく安心して走れます。
安定感はあるのに寝かせこみと切り返しは軽快です。股の下で軽く動くので、なんだかオモチャの乗り物みたい。この感じはとても新鮮で面白いです。全然乗りこなせてはいませんけどねw。
ケメ子のレベルでは何をしても危険なとこまで行けないんじゃないかと錯覚しそうな感じ。
街乗りもしますが、なかなかパワーがあって面白いです。400ccと同じくらいか、もうちょっと良い加速をするような気がします。輸出仕様のチャンバーを付けているせいかも知れません。リストリクタを取り外した国内チャンバーを付けていたこともありますが、輸出用チャンバーとはほとんど体感的な違いは(ケメ子には)感じられませんでした。
乾式クラッチは初めてですが、割と普通に発進できます。車体が軽いこともあるのか、半クラッチをうまく使えずとも普通に走れます。いずれにせよ、とても乗りやすいバイクです。
このガンマ、元々のオーナーは女の子だったそうです。街乗りとツーリングに乗っていたらしいですが、セルが壊れたのを機にお蔵入りしていたそうです。
ガレージに行ったときに整備がてら撮影。携帯電話のカメラじゃこんなものか。