Home Top

基本工具

はじめに

工具を初めて揃えるときのお勧め内容です。オートバイの日常的な整備に必要なものをリストアップします。

精度と強度

ホームセンターなどで売られている、いわゆる「激安工具セット」はお勧めしません。激安セットは往々にして「精度」と「強度」に問題があります。これらはそれぞれ「使いにくさ」と「整備上の問題点」に繋がります。一般に名の通ったメーカーの工具であれば、精度、強度とも心配は無いと思ってよいでしょう。

精度(使いにくさ)について:
正しくネジやボルトを捕らえない工具は、対象物を傷めます。精度の低いドライバーでネジを回そうとして、ドライバーが滑ってネジの溝を壊した経験があるかも知れません。このようにネジやボルトを変形させてしまうことを「ナメる」と言います。
精度の高い工具を使うと、ナメることが格段に減ります。精度の低い工具をナメないように扱うのは、整備に慣れていても難しいことです。
初心者だからこそ、ネジ類をナメないように、またナメないよう気にするあまり不必要な力を工具に加え、誤って怪我などしないように、精度の高い工具を使うべきだと思います。

強度(整備をする上での問題点)について:
強度の低い工具は、壊れることが多々あります。ソケットが割れれば、そのときにボルトをナメてしまうでしょう。ナメたボルトを抜くのは、初心者には難しいことです。
大きな力を掛けているときに工具が壊れると危険です。勢い余って周囲のものに手をぶつければ、大怪我をする可能性もあります。
だからこそ、無用のトラブルを避ける意味で、強度のある工具を使うべきだと思います。

工具の揃え方

ケメ子が必要だと思うセットは以下のようなものです。バラで買っても、KTCやシグネットなどの工具メーカーや工具屋さんが独自に組んだセットを買ってしまっても(セットには多少の過不足があるかも知れませんが)、どちらでも良いと思います。個人的にはバラで買うほうをお勧めしたいとは思いますが、バラで揃えるのは面倒臭い/難しいと感じる人もいるでしょうから。

「将来別メーカーの工具が欲しくなったら、最初に買った工具が無駄になる」という理由で最初は激安工具を勧める方も居ますが、それには同意しかねます。
他メーカーの工具が欲しくなるのは、

1. そちらの見た目に惹かれた場合
2. そちらの使用感が自分の好みに合う場合

のどちらかでしょう。
前者なら、最初から見た目のかっこいいメーカーの製品を買えば良い訳です。
後者は、整備に慣れ、工具に対して「もっとこうだったらいいのに」と思うようになって初めて感じることで、しかも感じ方は人それぞれです。
残念ながらこればかりは初めて工具を買うときには分かりませんから、最初の工具は初期投資と思うしかないでしょう。それでも最初の工具は機能的に充分でしょうから、買い換えの判断は「単に好みの問題」かと思います。
工具を買い換える理由が「単に好みの問題」であれば、工具を使うことが趣味になったということでしょうから、買い換えることは無駄ではないと思います。趣味というのは、そういうものでしょう。
ですから、いずれの場合も「最初に買った工具が無駄になる」ことはありません。

工具を買い換えたら、古い方は車載工具と置き換えるような使い道もあります。名の通ったメーカーの工具であれば、国産オートバイの標準的な車載工具よりは良質でしょう。

基本工具セット

少なくともこの程度は欲しいところ。

追加工具セット

こういうのもあると良いかな?。

整備用品など

工具じゃないけど、あると便利だったり整備が楽になったり。安全のためにも。

番外編