無改造オートバイの整備

月曜日のことですが、勤務先の後輩のオートバイを整備しました。車両は、スズキのインパルス400です。

2年ほど前に初めてのバイクとして新車で購入したようですが、総走行距離は600キロ...。過去に一度、江の島まで一緒にツーリングしたことがあるんだけど、そんなことがあっても、600キロ...。
ケメ子が初めてバイクを買ったときは、1週間で600キロくらい走ったような気がw。

そんな車両ですが、エンジンが掛からないとのことなので、まあ点検しようかというのが今回の趣旨です。しかし、タイヤのトレッド面に、まだ出荷時のラインが残っているんですが...。

プラグを確認すると、真っ黒にカブっています。まあ、2年で600キロの車両ですから、ガソリンがガソリンであるかも怪しいところです(本人曰く、「いつガソリン入れたか覚えてません」)。
一応プラグを乾かし、新しいガソリンでエンジンをかけようとしましたが、たまに初爆があってもエンジンが掛かるには至りません。途中で諦めてプラグを買ってきて、交換したらすぐにエンジンが掛かりましたとさ。

ガソリンが古くなった→火が飛ばない→プラグがカブった
というところでしょう。600キロでもプラグが終了することってあるのね...。

それ以外には車体全体の整備もしておきました。チェーン張りやチェーンの洗い方、オイルの噴き方といったことや、ブレーキ廻りの整備の仕方を、必要に応じて手順を示しながら伝えて作業は終了。

タイヤはちゃんと車体の中心に正しい方向に付いているし、ほかの部分の仕上げも良く、アタリ車両のようでした。スズキなのに珍しい(暴言)。
いろいろな部品を外したり付けたりしていて感じたのは、「純正ってすごい」ということ。振動やバタつき、部品のこすれを起こさないための細かい配慮の数々を見て、かなりびっくりしたのでした。整備はいちいち面倒くさいこともあるけど、純正もなかなか良いなあと思ったりしました。

雨が降っていたので、整備後の試乗はせずに終了しました。週末には乗るのかな?