ORANGINA 日本上陸(と、その20年前のできごと)

なんと、ORANGINAが日本でサントリーから発売されていたようです。twitterでとある方がつぶやいていたので知りました。

...そういえば、ORANGINAは「寅さんがムッシュになって帰ってきた」ってCMやってますね。意識しては見ていなかったので、気づいておりませんでした。

ムッシュと書いてあるあたりからも分かる通り、フランスのオレンジ飲料ということではありますが、実はこのORANGINA、1991年頃にはフランスのF1チーム、ラルースのスポンサーを務めていて、リアウィングの翼端板にロゴを掲出しておりました。

1991 Canadian Grand Prix Aguri Suzuki's Larousse on the trailer
1991 Canadian Grand Prix Aguri Suzuki's Larousse on the trailer by ericok via Flickr!
リアウィングに"ORANGINA"のロゴが見えます。
WEBで見つけた他の写真

そのときのドライバーは、フランス人のエリック・ベルナールと、もう一人が鈴木亜久里。
そんな訳で、実は20年以上前から日本とは微妙な縁のある飲料ということです(笑)。

その鈴木亜久里さんですが、フランス人の血が入っているようですので、フランス企業の立場からは、フランス人とフランスの血が入った日本人がドライブするフランスチームということで、スポンサーしやすかったんでしょうね。

この辺りからどうでもいい話

ケメ子はORANGINAという名前をそのとき(1991年)に初めて知ったのですが、そのときの情報(たしかGPX)では「オレンジジュース」とのことでした。ケメ子は翌年の1992年のモナコGPを現地で観戦する機会に恵まれたので、ここぞとばかりにさっそく試してみたのです。
......、...、...、!!

オレンジジュースと思ってゴクリと行こうとしたら、のどに想定外の炭酸の刺激が!そしてその直後、のどに達したORANGINAは地面を潤していましたwww
オレンジのソーダということではFANTAみたいなものと思えばいいんでしょうけれど、ORANGINAの場合はまあなんというかちゃんとしたオレンジのフレーバーもあったりしたので、新しい世界を垣間見た感がありました...。紅茶やコーヒーのソーダ割もけっこう売られているので、かの地では「炭酸割り」的な飲み方はノンアルコールの飲料でも一般的なのかも知れませんね。日本的な感覚だと、炭酸飲料って100%人工的な味のことが多いですよね?FANTAにせよなんにせよ。