「たそがれのトヨタ自動車」?

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「たそがれのトヨタ自動車」

加藤鉱と名乗る、作家、ジャーナリストという方の、トヨタについての記事を発見。
ケメ子的には、なかなか香ばしい。

「アメリカに住む知人」「親しいエンジニア」「最近知り合ったインド人経営者」という出所不明な情報元を挙げていかにトヨタがダメかを書き連ねてはいますが、本人の意見は、電気自動車についての「経営者として頼りない『モリゾウ』の趣味の延長」という主観的な主張くらいですかね。

「自社工場の効率を優先するあまり、周囲の路上に納品業者の車があふれて渋滞を生じさせるという企業エゴ」という文章に至っては、何をかいわんや。
「ジャストインタイム方式で路上が倉庫」というのは、トヨタを肴に笑い話をする際の鉄板のネタではあるけれど、実際に地域に社会的コストを強いるような渋滞問題を引き起こしているという統計でもあるのだろうか。ジャーナリストの立場から明確な批判や意見表明を行うなら、裏打ちあるデータが必須だと思うんだけどね。

この記事からは、「この人はトヨタが嫌いなんだなぁ」ということ以外に何も伝わってこなかったのです。ケメ子の読解力が不足しているのかも知れませんが。

この記事は「この程度の文章でいいのならケメ子ももの書きに転職できるかも知れない」と思わせる、きっと危険な罠だw。
もっとも、ケメ子の精神力は、今回取り上げた記事が後々に受けるであろう批判に耐えられるほど強くはないでしょうがw。

※)彼の考えるような未来が訪れるかどうかについては、ケメ子には分かりません。が、少なくとも彼の見解には説得力を感じなかったと書いておきます。