KTM 200 DUKE のもて耐

2013年のもて耐が終了しました。 決勝は好天に恵まれ、気温も高すぎずベストなコンディションだったと思います。

今年は公開練習から予選日まで、ことごとく雨に祟られたレースという印象でしたが、本番がよければそんなことは全て忘れられますね。

予選では速いライダー2人が頑張ってくれましたが、他の参戦車両とくらべて50ccの排気量の差はいかんともし難いものがありました。タイムは2人合わせて5分11秒で、決勝はブービーの76番グリッドからのスタートです。ちなみに最後尾はWith Meチームのメガリだったので、最後尾で外車対決と相成りましたw。なお、決勝進出車両のうち、予選タイムでDUKEのすぐ前の車両とは5秒もの差があります。予選タイムはライダー2人のベストタイムの合算なので、1ラップあたり2.5秒差です...w。

決勝がスタートすると、トラブルフリーのDUKEは徐々に順位アップ。ケメ子を含めたライダー4人で交代しながらゴールを目指しますが、予選を走った2人のライダーが主に稼いだタイムをケメ子が吐き出す形でレースが進みます(汗。 ほぼ予定通りにレースを進め、最後はケメ子がチェッカーライダーをさせてもらう予定で最終スティントまでレースを進めましたが、ちょっとしたミスで燃料補給が必要になったため、ゴールまで20分ほどのタイミングでライダー交代と相成りました(あらま。

ゴールはピットサインエリアから見ることになりましたが、混雑していてコースの様子がよく見えません。そしてケメ子がよそ見をした瞬間にDUKEはゴールラインを通過しました(大汗。

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リザルトは、なんとNST-KTM(ネオスタンダードKTM)クラス優勝という素晴らしい結果でした(総合55位)。 まあ、このクラスへのエントリーが1台だけだったとかの細かいことは気にしないことにします。

Heavy rain at night on qualifying day of Motegi 7 hrs 2013
予選後の大雨...(汗

冒頭に書いた通り、今年のもて耐は決勝前日までは雨に祟られ続けでした。2回の公開練習の両方と、レースウィーク金土が雨で、走行時間があまり稼げませんでした。各種データ取りがなかなか進まなかったのは痛いところではありますが、200 DUKEは耐久性のデータのほとんど無い車両だったので、結果的にエンジンをセーブできて良いことだったかも知れません(と前向きな解釈)。

車両のトラブルに関しては、特に記憶にありません。水ラインのパッキン不良で冷却水がリークしたためにエンジンを開けたことがありましたが、これは設計の不良というよりも、工場での組み付けミスの類ですね。
日本車ではあまり聞かないようなマイナートラブルですが、その辺りがインド製造の難しさなのかも知れません。トラブル自体は簡単に直るようなことですので、問題というほどでもないとは思いますが。

マシンのシェイクダウンから決勝が終わるまで、転倒やコースアウトとは無縁のままでした(ガス欠まで走行するテストの際、目的通りに燃料切れを起こしてコース脇の土の上に退避したことは一度ありますが)。最後まで平和に終わるのは良いことですね。

来年以降については未定です。DUKEは排気量のハンディがあるため、直線の長いもてぎは少々分が悪いかなあという気がしなくもありませんけども、レースはなんであれ楽しいものですね。

KTM Japanさん、BIGMACHINEさん、バイク屋さん(KENZ)などを始め、メカニックとして参加していただいたり、ピット裏での細かいことをしてくれた方々など、多くの親切と支援があっての参戦でした。
ケメ子は単に神輿の上に乗って楽しむだけという立場からもて耐を満喫させていただきました。本当に感謝しています。 もてぎまで応援に来てくれた友人にも感謝です。

ありがとうございました!

Dunlop winnner's cap.
Dunlop winnner's cap.

追記:
そうそう、ダンロップタイヤで走ったのは久しぶりでした(GPR-70SPを最終型のRGV-γに使いましたが、数年前に車両を手放してからはダンロップを使う機会がありませんでした)。
今回はα-13Hというモデルでしたが、ケメ子なりに頑張りすぎて車体が滑った時でも怖くなく、感覚が分かり易くて気に入りました。

追記2:
KTMでもページが作られていました。ケメ子も地味に写っていますた。
2013 もてぎオープン7時間耐久ロードレース "もて耐"
2013もて耐 (こちらはFacebook)