KTM 690 DUKE R タイヤ交換 (つづき)

タイヤ交換のつづきです。

夕方にガレージまでそそくさと訪問し、サクサクと用意しておいたタイヤを装着しました。

New tires fitted.

「タイヤはダンロップ」(坂田和人の声で再生)
ということで、取り付けたタイヤは α13-SP です。今年の春からデリバリーが始まったばかりのタイヤですが、すでにジムカーナでは圧倒的なシェアを取ってしまったそうです。筑波選手権の開幕戦のときにダンロップのタイヤサービスで基準空気圧なども聞いてあるので、早くも走るのが楽しみです。

タイヤ交換が久々過ぎて色々と疲れました。ホイールを車体に取り付けたあとにホイールバランスを取り忘れていることに気づくとか、作業の手戻りなんかもチョコチョコありました...w。

ここまでDUKEをいじってみて、嬉しかったことと残念なこと(というか笑ったこと)がそれぞれ一つ。

Drive chain adjuster bolt

嬉しかったのはチェーン引きボルト。数年前から、新車を買ったらチェーン引きボルトの頭に入っている強度表示などの刻印を砥石で削り取るという小技をやりたいと心で温めていました。

平らに削っておけば、ボルトの頭とアクスルシャフトホルダーが密着するので、より正確なチェーン引きができるはずです。また、接触面に削れ傷が入るのを防ぐことができます。これはYZF750SPに乗っていたときに思いついた小技で、実際にやったことがありましたけども、作業したときにはすでに削れ傷が入ったあとでした...(汗)。

で、いざ作業にかかろうと砥石を取り出し、ボルトに目をやると、なんとDUKEはすでにボルトの頭が平らに加工されているではありませんか!ケメ子の心を見透かしているかのようでした。

やるな、KTM。

Being tapped...

そして残念だったのはキャリパーボルト周辺。タップ通しまくりですwww。

キャリパーボルトを抜いたら、まるで粘土のようなカチカチのネジロックが付いていましたw。それだけならいいのですが、ネジロックを除去したボルトを挿してもねじ込みにとても大きな抵抗がありました。

残ったネジロックがかなり強力だったことだけでなく、実際にタップを通すと金属的な感触の抵抗もあったりしました...(汗)。

ボルト穴2か所ともにタップを通したらスムーズにボルトも通るようになりました。

やらかしたな、KTM。

その後はアクスルスライダーを取り付けて本日の作業完了と相成りました。

2016 KTM 690 DUKE R meter

メーターの動きを見たかったので、ちょっとセルを回してみました。まだ水が入ってないのでエンジン掛かったらすぐに止めちゃいましたけどね。センサーの作業中なので、エラーメッセージが出るのはご愛嬌ってことでw。

部屋の中は屋外の昼間ほどは明るくないので、夜モードのメーター色でした(昼間モードとは白黒反転です)。Youtube での動画はこちら