YZF750SP 街乗り号 作業

週末のYZF750ミーティングまでに完成させねばならぬので、粛々と作業を進めます。
今日は、主に前後輪の作業です。

レーサー号からタイヤを取り外し、新しいホイールに組み付けます。

タイヤ自体がまだ新しいので、あまり力らしい力も必要なく、サクサクと作業が進みます。

新品ホイールにタイヤを組み付ける際には、キズがついてもイヤンなので、リムプロテクターなんぞを使ってしまいました。こんなの使うのは久しぶりです。
エアバルブのムシを入れたまま空気を入れても、柔らかいタイヤなので簡単にビードが上がります。1キロ強の圧で前輪のビードが上がったのにはちょっとビビりましたけれどw。

次に、今まで使っていたホイールから、新しいホイールにブレーキディスクを移植します。古いホイールはそのまま箱に入れて片付けてしまうので、このホイールからタイヤを外します。最初はリアタイヤから。ビードを落として...と。
...、...、...?。...、...!!。
タイヤが硬化しすぎてて、タイヤレバーが入りません!!(笑)。
もちろんタイヤが外れる気配もありません。
このホイールはマグネシウム製なので、ムリしても仕方ないからと、ケメ子自力での解決は諦め、タイヤチェンジャーで取り外してもらいました。
こういうとき、バイク屋併設のガレージって助かりますねぇぇ。

Weight of the front wheel

古いマグ鋳造(マルケジーニM5R)の
前ホイール。
Image by kemeko1971 via Flickr

タイヤとブレーキを取り外したところでマグホイールの重量を量ると、どうも新しいアルミ鍛造よりも軽いようです(!)。
古い鋳造ホイールとは言っても、最新のアルミ鍛造よりも軽いというのは驚きました。
ちなみに、前ホイールで150gほど軽いようです。
リアホイールは、アルミホイールの重さを量ったときとは異なる条件で量ってしまったのですが(と後で気づきました)、きっと同条件でも300gくらいは軽そうです。まあ、ケメ子のセンサーなら、違いを感じることはきっと無いでしょうけれど。

Weight of the front wheel

新しいアルミ鍛造(マルケジーニM7RS)の
前ホイール
Image by kemeko1971 via Flickr

スイングアームの重量増と合わせ、リアのバネ下は、1.5キロ弱ほど重くなったのではなかろうか...。

Marchesinis

Image by kemeko1971 via Flickr

並べてみると、M5R(左の白い方。マグ鋳造)のデザインはちょっと古臭く見えてしまいますなぁ。嫌いじゃないんだけども。
YZF750の時代だと、M5Rのほうが自然な感じがするのかなw。

作業のついでに、フロントホイールのカラーを2個発注。
ケメ子号は、レーサーも街乗り号もスピードメーターケーブルが無いので、メーターギア周辺を取り外したいのでね。
レーサー号は別にいいんじゃないかとはちょっと考えたんだけど、ボリュームディスカウントって言葉がこの世には存在するからねぇ。

fixing a sprocket

Image by kemeko1971 via Flickr

今回はチェーンを新品にするので、スプロケットももちろん新品に交換します。
スプロケットボルトは4キロのトルクだそうで、それにしたがって装着。

Braking rear disc

Image by kemeko1971 via Flickr

ひとつ驚いたのは、リアブレーキのボルトがM6であること。純正はM8なので、ボルト断面積にしてほぼ半分です。聞けば最近はハイパワーな競技車両でもM6なんだそうで。
どうもケメ子は20世紀に取り残されたまんまのようです...w。

 

Enhanced by Zemanta