2014年 もてぎロードレース選手権 規則書 (ネオスタンダード)

昨年はKTM 200 Dukeでもてぎロードレース選手権のネオスタンダードクラスに1戦だけ参加した訳ですが、今季のレギュレーションが発表されていました。

今年の規則書はこちら

ちなみに昨年版はこちら(Web Archive)。

昨年のもてローの最終戦のライダーズミーティングでは、もてぎの方の説明ではバイアスタイヤが続くのかは微妙な言い回しに感じたので、ネオスタンダードクラスのタイヤ関連のレギュレーションがどうなるかに注目していました。はてさてどうなったことやら。

大きく変わったのは「タイヤウォーマーの禁止」の文言が削除されたことですかね。 タイヤウォーマーが使用できるのは正常化したと言えると思います。昨年のレギュレーションでは「禁止」と明記されているにも関わらず、現場の運用によってなし崩し的に使用が認められているという、ナンダソレな雰囲気でしたので、これは諸手を挙げて喜んでよい変更点だと思います。

バイアスタイヤ限定レギュレーションが継続になったのも、個人的にはよろしいのではないかと。 ただ、銘柄が相変わらずブリヂストンのBT-39SSかダンロップのTT900GPに限定されているのはちょっと疑問です。IRCからも優れたタイヤがリリースされているのだから、それも解禁して良いのではないでしょうかね...。
筑波TTのバイアスタイヤのクラス(FT2)を見るとIRCのシェアはそれなりにありますし、使いたい人は多いのではないでしょうか。 ハイグリップバイアスタイヤは、事実上ブリヂストンとダンロップとIRCの3メーカーしか選択肢が無いのですから、なぜIRCだけが抜け落ちてるの?というのが率直な疑問です。このクラスは雨でもレインタイヤが使えない規則なのだから、IRCにレーシングレインが無いという理由でもなさそうですし...。